小児科

小児科は毎週土曜日午前中に行っています。
必ず電話で予約の上受診を願いします。
なお、初診の方は最初に北品川藤クリニック(03‐6433‐9957)までお問合せ下さい。
また、風邪などの感染性疾患は診療しておりませんので予めご了承下さい。

小児科診療

風邪や腹痛、痙攣などの急性症状、気管支喘息や肺炎などの呼吸器疾患、下痢や便秘などの消化器症状、伝染性疾患、皮膚症状、夜尿症(おねしょ)など、幅広い小児科疾患を診療しています。同じ症状でも様々な疾患の可能性があり、同じ疾患でも症状の出方や治療効果には個人差があります。さらにアレルギーが発症に関与している疾患も多くなっています。当院では、つらい症状を改善するだけではなく、原因や全身の状態を見極めた上で診断し、適切な治療を行っています。特に薬剤に関しては慎重に考慮して処方し、保護者の方にもしっかりご説明しています。

風邪のような症状が起こる疾患だけを考えても急性咽頭炎、急性上気道炎、気管支炎、肺炎、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、インフルエンザなど様々な可能性が考えられます。また、熱や咳、鼻水、鼻づまり、嘔吐、下痢といった子どもにはよくある症状でも、症状が長く残ってしまうことや、早急な治療が必要な疾患という可能性もありますので、早めの受診をお勧めしています。当院では、どういった症状がいつはじまって、どう変化したのかをくわしく伺った上で必要と思われる検査を行って原因を確かめ、適切な治療につなげています。

気になる症状、慢性的な症状がある場合も、全身の状態を総合的に判断した上で治療を行っていますので、気になる症状がある場合にはご相談ください。

よくあるお悩み

慢性的な咳

慢性的な咳

風邪で咳だけが長く残ってしまうことがありますが、1か月以上咳が続く場合には受診が必要です。長く続く咳は感染症や呼吸器疾患、アレルギー疾患の可能性があります。悪化させないためにも、早めに受診してください。その際には、お薬手帳などこれまで服薬した薬剤がわかるものをお持ちください。診察時には、これまでの経過、咳が起こるきっかけ、他の症状などについても詳しく伺います。また、ご家族の病歴や体調などもご質問します。その上で必要な検査を行って診断しています。

熱性痙攣

子どもは発熱した際に痙攣を起こすことがあります。通常は1~2分で治まりますが、10分以上治まらない場合や、いったん治まっても繰り返す場合には救急車を呼んでください。また、すぐ治まった場合もできるだけ早めの受診が必要です。その際には、ご本人やご家族で以前に痙攣を起こしたことがあるかどうかをうかがって診断の参考にしています。

嘔吐

血便嘔吐を繰り返す場合、水分補給ができず脱水症状を起こす可能性があります。特に熱や下痢を伴う場合には脱水が急激に進行してしまいます。無理に水を飲ませると消化器に負担がかかり回復が遅れてしまう可能性があります。早めに受診して、点滴や内服、坐薬などによる適切な治療を受けるようにしてください。
少し前まで元気があっても嘔吐がある場合は急激に悪化する可能性がありますので、できるだけ早くご相談ください。経口摂取が可能な場合には経口補水液でも点滴とほとんど変わらない効果を得られます。当院では、経口補水液の簡単な作り方、水分・糖分・塩分を組み合わせて適切に補給する方法などについても具体的にお教えしています。

下痢

子どもの下痢は、主にウイルス性の胃腸炎で生じることが多くなっています。急性の下痢には十分な水分補給と消化の良い食事、しっかり睡眠をとって安静に過ごすことが重要です。数日経過しても1日5回以上の下痢が続く場合には受診が必要です。感染症の悪化、アレルギー、消化器疾患をはじめ、慢性的な下痢を起こす疾患はいくつもあります。当院では血液検査やアレルギー検査、超音波検査など必要な検査をしっかり行った上で適切に診断していますので、ご相談ください。

血便

子どもの血便には危険なものがあり、緊急の対応が必要になるケースもあります。血便は、便に血液が付着している、便が赤っぽい、粘液と血液が混じっている、全体に黒っぽい、拭いたペーパーに血液が付着したなども含みます。こうした血便の状態がわかれば、どの検査を優先的に行えばいいかわかってスムーズな診断と適切な治療を早く行うことができます。受診の際には、血便の状態をしっかりお伝えいただくか、できればスマートフォンで撮影するか、幼いお子様の場合は血便のついたおむつをご持参ください。また、どんな場合も言えることですが、他の症状や機嫌など、気付いたことがありましたら医師にお伝えください。

夜尿症

子どもは成長しながら排尿コントロールを身に付けますが、おねしょは睡眠中に起こりますので、なくなる時期にはかなりの個人差があります。小学生になると宿泊などの機会も増えるため、入学前くらいになるとご相談される方が増えてきます。おねしょは、水分摂取のタイミングや量、食事内容、身近な相手からのプレッシャーなどを改善するだけで解消できる場合もあります。また、排尿トラブルや疾患が関わっているケースもありますので、超音波検査や尿検査などで原因を確かめ、それに合わせた治療が必要なこともあります。
治療は、生活習慣や対応の見直しや改善、アラーム療法、薬物療法があり、宿泊の際にだけ服薬するなどお子様の状態や個性に合わせたきめ細かい治療が可能です。夜尿症の治療にはご本人の気持ちと、ご家族の協力が不可欠なため、しっかり相談して最適な治療につなげましょう。

北品川藤サテライトクリニック
住所 〒140-0001
東京都品川区北品川1‐24‐26
電話番号 03-3471-9957
 
09:00-12:30
14:30-18:00

休診日:木曜・日曜・祝日
産婦人科:第1・第3・第5土曜日 休診

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